第3戦 プラドコ・カップ


<第3戦 総評>

1990年チャプター鹿児島の会長としてトーナ
メントの運営を開始、4年後の1994年に
K.B.F.<九州バス連盟>を発足させて、約24
年いろいろな事がありましたが、今回の大会での
偉業は、私だけでなく、メンバー一同、今まで支
えてきてくださったメーカー並びに、関係各社に
対して、素晴らしい恩返しにもなったのではない
だろうか。

いろいろな事情で、第3戦の開幕が、遅れてしま
った。
台風後からの大増水、釣れにくくなる、ゴミも多
くなり、条件的には悪い、そんな中、小野湖での
第3戦が開幕となった。

個人的には、久しぶりの大会で、意気込んで行っ
たがエレキのフットペダルが動かず、右斜めしか
移動出来ない、修理をしようと近くにいた明石親
子に、プラスドライバーを借りに行って、「釣れ
た」と聞いたら、「今1本獲れました」と、いつ
もならば「大きい」とか聞くのだけど、釣った場
所を荒らしたらいけないとすぐさま離れた。

この出来事が、偉業達成の第1歩になったのでは
私の方は、エレキが直らず、釣りにもならず、2
時間半位で棄権してボートを上げて、帰着まで、
お昼寝タイム!

帰着まであと20分ぐらいあるけど、明石親子が
上がってきて、「これ以上釣りきれないので早め
に上がってきました。」との一言、今年調子が良
くて、釣れていたので、今日も釣っているのだろ
う位にしか思っていなかった。

帰着申告で、「父はノーフィッシュでしたので」
と、エントリーカードを受け取り、全員が帰着、
早めに準備していたので、ノーフィッシュが3人
ほどいたが、検量をすぐ開始。

小野湖に強い、和田氏が、1尾だがランカーサイ
ズを最初に持ち込み、次々と検量する、鮫島氏が
50cmを持込んだと思ったら、絶対的チャンプ
の坂本氏が、4本だが、サイズが良い、45cm
を筆頭に揃っていて、5kgに僅か及ばない
4,975gを持込み、誰もがまた優勝かと思った
矢先、ドラマが起こった。

父はノーフィッシュだったというのに、クーラー
を2ヶ持込んでいる。
フタが開いた瞬間、メンバーから、「デカイ」、
「何これ?」と驚嘆の声が飛ぶ、2尾と3尾に分
かれているが、クーラーが狭く感じる、しかも、
4尾も大きいのだが、1尾は極端に大きい、28
年間のトーナメントでも、色々なトーナメントで
も、このサイズの検量は初めてだ、そして、全尾
がカゴに入り、検量器に乗った、出た数値は、
8000台が動いている、止まった数字は、
8,635g、過去のKBFのレコードは、確か、
町浦氏の6,765gだったが約2kg近くを更新
これは、2度と更新は出来ないのではと思い、1
尾づつ検量したら、総重量8,665gとなった。
凄いとか言いようがない、本人も「もう2度と釣
れないと思います」と言っていたし、優勝を確信
していた坂本氏もあとで「これだけ揃えば今日は
勝ったと思いましたけど、あれは凄い、浦上氏を
呼んでこないと勝てない」ランディング時に呟い
たのも、印象的だった。

こんなに歴史的な瞬間に出会えたことは、釣り人
冥利に尽きる、熊本から毎回親子で参加してくれ
ているだけでも、感謝なのに、こんなレコード更
新を達成してくれて、我がクラブの誇りだ。

しかも、ルアーがメガバス製のバンビーホッグ3
インチが、針持ちも良かったため、一度も交換せ
ずにこのワームを練習中のゼロダンリグで獲った
ことも発足当初から当クラブを応援サポートして
下さっているメガバスの伊東社長様はじめ、メガ
バス様にも恩を少しでも、返せた気がしている。

あとは、もう何も言うことがない、優勝者・明石
氏から、立派な報告書が届いたので、それを見て
頂ければと思う。

今回、参加してくれたメンバー、並びに、参加出
来なかったメンバーにも、代表として感謝したい
と思います。
ありがとう! これからも、よろしく!

そして、全体で1尾しか釣れない大会もあれば、
今回のレコード更新を出してくれる小野湖にも、
感謝したい。

最後に、厳しいかもしれないけど、また、この
明石氏の記録を更新してくれるように頑張って
下さい。

優 勝  明石 裕一氏 5尾  8,665g
55cm 2,605g 47cm 1,785g
46cm 1,715g 46cm 1,410g
44cm 1,150g

KBF第3戦レポート(明石)HP

開けない方は、下記をご覧ください。

皆さんお疲れ様でした。

先週のプラでの一匹や当日のバスの状況・父親のランディングサポート・運など色々な事が絡みあって、歴史的なウエイトが出て非常に嬉しい気持ちです。

【先週のプラ】

先週の土曜日に3時間半ほどプラに入ったのですが、満水の小野湖で色々な場所とレンジを投げましたがまったく釣れない状況でした。

上流から戻りながらあきらめ気味で岬の先端の1M前後にゼロダンを投げた際にキロ前後のバスをようやくキャッチ出来て、非常に浅い場所で釣れたのが印象的でした。

【大会当日】

当日は6バイト6キャッチと父親のランディングサポートもあり全てのバスをキャッチできました。

秋の小野湖は4~5Mレンジで良く釣れた経験がある事と、プラの際に中流の島周りにハスの反応があった事と、上流はゴミも多く釣りにくい印象だったので、最初に入った場所は中流の島周りから釣り始めました。

スピーナーベイトは2~3投してやっぱり違うと思い、すぐにバンピーホッグ3インチのゼロダン5gにチェンジして浅いレンジから釣り始めると強くコツンと弾く様なハスのバイトがあました。

同じ場所に何度か投げると重量感のあるバスのアタリを感じて合わせると今回の最大となる55cmをいきなりキャッチできました。

その後も同じスポットで一匹キャッチして、近場のシャローを丁寧に投げると更に一匹追加できました。

この時点でバスがシャロー(岬の先端など)にいる事と、水中に草や木が沈んでいるポイントが釣れる事の確信が持てました。

 

1時間ほどして島周りでの反応もなくなり、少し下って同じ様な場所で、30cm弱と40upをキャッチできました。

あと一匹で全部40upに出来るように色々な場所を回ってみましたが、太陽も高く上り、風も吹かず釣れない時間が続きました。

終了1時間前から風が吹き始め、終了30分前にスタート地点出口の岬のブッシュで40upをようやくキャッチできて入れ替えが出来ました。

終了まで20分ほど残っていたのですが、エレキの紐が途中で切れてしまった事と、釣れたバスをケアしつつ、これ以上ウエイトを上げる事は難しいと思いましたので、最初に上がって新村会長にもうこれ以上は釣りきれないと伝え検量を待つ事としました。

7キロは超えているとは思いましたが、8,665gとは自分でも驚きでした。

 

【振り返って】

今回の様にこの場所に投げるとバスが釣れるという感覚は、2010年に小野湖レコードを町浦さんが優勝で出して、私は5キロ台で3位だった時と同じ感覚でした。

(その時町浦さんも私も流れ込みの超シャローにバスが溜まっているのを気付いていました)

記録的なウエイトが出たのはいつも楽しく参加が出来る、KBF・メンバーと長年一緒に参加してくれる父親サポートがあって結果でした。

父親も年であと1~2年一緒に出れるかなという状況なので、次戦もいつも通り楽しく父親と一緒に大会に参加したいと思います。

タックル

ゼロダン(練習中)

ロッド  メガバス OROCHI XXX
F2.1/2-67K

リール  ダイワ  アルファス
AIR 7.2R

ライン  フロロ  8LB

ルアー  メガバス バンピーホッグ3インチ
アボガドパープルコア

シンカー・フック    デコイ ゼロダン5g
キロフック1/0

※このゼロダンのタックルで自分の中で自信のある、ダウンショットとテキサスの中間の位置づけとなるタックルが出来ました。8割はゼロダンを投げました。

バンピーホッグは針持ちが良く、一度もワーム交換をせず、根掛かりして切れる事もありませんでしたので、今回このルアーに何か宿っていた様です。

第2位 坂本 哲也氏  4 尾 4,975g
45cm 1,520g



皆さんお疲れさまでした。

今回のパターンですが、朝イチ直ぐにフットボー
ルジグの回収中にガレ場の浮きゴミ下から追いか
けてバイトしてきた為、シャローに魚がいるのを
確認!

ディープを捨て1日シャロー勝負!

全てフットボールジグで1~2メートルの水深で
下流ガレ場の浮きゴミや流木が絡むエリアで5バ
イト4フィッシュで終了しました。

4本で5キロ近く行っていた為、優勝出来るだろ
うと思いましたが、今回は甘かったです(笑)

次こそは・・・。

ロッド ポイズンアドレナ166MH

リール メタニウムMGL

ライン フロロ10ポンド

ルアー 自作    フットボールジグ 9g
ジャッカル ハートジグ 3/8(ジャッカル)

 

 

第3位 鮫島 一郎氏  3尾 3,230g
50cm 1,960g

 

3位入賞者コメント

KBFメンバーの皆さまお疲れ様でした。
延期につぐ延期で今年のトーナメントは、
どうなるんだろうと心配していました。
出場できてうれしいです。

台風からしばらくたっているので、水は
クリアだと思っていたら水が濁っていて、
その上大増水。どうしよう。水温は19度、
水質はステンでした。

スタート地点から下流右の大きなワンドに
入りました。
スピナーベイトを投げて3投目で40がヒ
トもちかえてたワッキーにキーパージャス
トか゛ヒットまた投げたらまたヒット。
これはバレました。
これは今日は釣れる?と判断。
ポイントを大きい移動。しかし、そのあと
10時半までノーヒット。
暑いので木陰で休もうと、そこで投げた
ワッキーに50がヒット。これはいける。と
思って同じ所に投げたら、また同サイズが、
またヒット。
ランデング寸前にラインブレク。それからも
粘るか゛タイムアップ。
検量で明石君の8キロアップをみて、何、
それ、どうでもいい一日でした。
おめでとうございます。

ルアー
スピナーベイトは、クリスタルS
ワームは、スワンプクローラー
でした。

第4位 今村  守氏 2尾 1,495g 43cm

会長ならびに事務局長及び参加されたメンバーの
皆さん朝冷え込む中お疲れ様でした。

さて、小野湖は前評判が釣れないとの話しでした
が、ふたを開けて見ればとんでもないスコアーが
出たトーナメントになってとても心に残るトーナ
メントでした。

私の試合内容ですが、朝一から下流に向かってラ
バージグで1200gを一本、中流に隣接するワ
ンドの一番奥でヘビダンで200gを一本釣って
終了でした。
次戦も表彰台に立てるように頑張ります。

 

第5位 和田 孝司氏 1尾 1,535g 45cm

小滝で朝一ジグヘッドで釣れました。
出来杉君にはもう手も足も出ない気が…💧
by野比のび太

ジャィアンなんとかして
by 骨川スネ夫

 

第6位  川東  幸彦氏  1尾 1,100g 43cm

 

第7位 辻  慶太氏 0尾 0g

第8位 明石  章氏 0尾 0g

第9位 新村 光健氏(エレキ故障による棄権)

 

第3戦 成績表


2018年KBF公式第3戦10.21小野湖戦エントリー集計表A3